Wine blessed with Light
ワインの作り手、サクラファミリア・ワイナリーのアンナとミンモは敬虔なカトリックの信徒。
そのワイン造りは、作業前の祈りに始まり、一日の作業を通じてぶどう畑に惜しみなく愛情を注ぐ毎日です。
今日のワイン醸造の常識では、農薬や様々な醸造用添加物の助けを得ない限り、クオリティーの高いワインは作れないとされています。しかし彼らは、福音書の最後の晩餐の記述にあるような純粋で神聖な息吹に満ちたワイン作りを目指し、病気予防のための天然硫黄以外、一切使用しない有機ぶどうでワイン醸造を続けていたのです。
Reaching new heights
in wine making
自然尊重を根本理念とする秀明自然農法では 一切の農薬・肥料・添加物を使用しません。2008年4月、MIHO MUSEUMに来館し、その美術品とそこで提供される秀明自然農法の食材に宿る「純度の高さ」を心の奥に感じとったアンナとミンモは、さらなる高みを求めて天然硫黄を使うことさえも止め、秀明自然農法によるワインづくりを決意しました。
Wine that fills the soul
そして初年度、膨大な手仕事と収穫量の減少が彼らに襲い掛かりました。
しかし、困難を乗り越えて得られたぶどうは、考えられないほどの気高い香りを宿していたのです。自然農法への転換後一年でワインは飛躍的な品質の向上を遂げ、サクラファミリア自身が驚きました。
母なる愛に包まれるような優しい気品を人の心に伝え、澄み渡るような美しい感覚で満たしてくれる「純度の高さ」を宿していたのです。
Birth of Arte della Luce
古代の儀式に使われた聖なる酒器リュトンに象徴されるように、ワインは本来、単なる飲み物ではなく、神からの賜物であり神への捧げものでした。
この世に存在する最も高貴な飲み物であるワインを、純粋な自然の力のみで生み出し、最高の品質へと至らしめたGRANDAMAは、まさしくワインの本質を21世紀に新しく蘇らせたものと言えます。
燦然と輝く光のように飲む人の心を照らす清らかな味わい。ナチュラルワインを超えた、心に光を刻むワイン。
そして、2011年、GRANDAMAに引き続きGRANSOL、GRANREの新銘柄が加わり、Arte della Luce–光の芸術セレクションができあがりました。